血糖値の高い私の父が好むもの

私の父は血糖値が高いらしい。どうもそういう家系のようだ。だがお酒が大好きで晩酌を生きがいにしている父は、夕飯を極力減らしお酒を楽しんでいる。ご飯なんてすずめのエサくらいしか食べない。そんな父が中国からお茶を買ってきた。一葉茶という万能茶らしく、どんな病気に効くそうだ。半信半疑で飲み始めた父だったが、1ヵ月後血糖値の数値が格段に下がり、今では一葉茶が手放せなくなったようだ。
糖尿病の1型というのは、インスリンが全くないか、絶対数の少ない病気です。インスリンは膵臓内の、ランゲルハンス島という所の、ベータ細胞で創られるんですよ。これがウィルスなどの原因でベータ細胞が壊され、インスリンの製造が出来なくなってるか、少ししか創れなくなってるんです。このタイプの糖尿病は、患者全体の5パーセントですね。
 危機は200年ごとにやってくる…さて、2012年には何が起きるでしょう? −ロシアのアネクドート

                   ◇

 ロシアでは今年、「危機は200年ごとにやってくる」という史実に基づいたアネクドート(小話)が流行している。

 「ロシア国民は1612年、モスクワのクレムリンを占領したポーランド軍を追い出した。1812年には、モスクワに入城したナポレオンを追い出した。さて、2012年には何が起きるでしょう?」

 来春の大統領選を念頭に置いたジョークだが、「露大統領府(クレムリン)の主」にはすでにプーチン首相が返り咲くことが確実視されている。歴史のジンクスには、メドベージェフ大統領も勝てなかったようだ。

 史実に根ざした小話も多い。激しい気性で「雷帝」と称されたイワン4世(1530〜84年)は1550年、判事や徴税人の腐敗を戒める「法令集」を発布した。以下は昨年、インターネット上に掲載されたとおぼしきジョークだ。

 「イワン雷帝は帝政ロシアで初めて、賄賂を罰する規則を作った。『賄賂との戦い』が始まってから460周年になるのをお祝いしよう」。賄賂はロシア人の習い性、ということか。

 大粛清のスターリン、それを批判したフルシチョフ、そして官僚機構の肥大化を放置し、経済の長期停滞を招いたブレジネフ。3人のソ連指導者の性格を表すジョークもある。

 「スターリン、フルシチョフ、ブレジネフが乗り込んだ列車が突然、停車した。スターリンは車掌を射殺したが、列車は動かない。フルシチョフは車掌を名誉回復したが、列車は動かない。ブレジネフは車窓のカーテンを閉めひと言。『さあ、ようやく動き出しましたよ』」

 鳴かないホトトギスへの対処をめぐる織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の小話とよく似ている。(モスクワ 佐藤貴生)

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 イスラエルに出張し、いかに多くのロシア人が移住したり旅行に出かけたりしているかが分かった。道を歩けばあちこちでロシア語が聞こえ、免税店や土産物店では店員の方から客にロシア語で話しかけていた。

 しかし、いただけないこともあった。イスラエルを出国するため空港のカウンターを訪れた際、列に横から平然と加わるロシア人に出くわしたのだ。友人が並んでいた−などといって割り込むケースはモスクワでも至る所で見かける。そこで、割り込んだ女性に「ここはロシアではないのだからルールを守ってほしい」といったら「私たちは大国だから」という答えが返ってきたのには恐れ入った。思わず「ソ連という大国は20年前に崩壊したはずだが」と皮肉をいいそうになった。

 空港といえば、ロシアを出るときの旅券審査でもトラブルがあった。ホールは審査を待つ人であふれていたのに、一つのブースの女性審査官が突然退出し、並んでいた外国人が待ちぼうけを食っていた。

 人々が「何をしているんだ」「仕事をしてくれ」などと求めても、他の職員は相手にしない。ロシアが欧米の観光客向けに空の玄関口と位置づける、モスクワ・ドモジェドボ空港での出来事だ。「仏作って魂入れず」ということわざを思いだした。(佐藤貴生)

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 ■「親より貧しい世代」悲憤

 【ロンドン=木村正人】米国からアジア、欧州と世界を一周し、80カ国以上に波及した反格差社会デモはインターネットの威力とともに「親より貧しい世代」の不満がくすぶっていることを浮き彫りにした。大きな家や高級車は届かぬ夢となり、授業料の値上げや就職難という現実が目の前に立ちはだかる。未来に希望を抱けなくなった若者世代が景気低迷や債務危機をきっかけに構造的矛盾に気づかされ、世界中の街頭で反乱を起こした格好だ。

 国際コンサルタント会社プライスウォーターハウスクーパース(PwC)が最近、英国の「1963年生まれ」と「93年生まれ」の世代の資産を比較したところ、65歳の時点で93年生まれは25%、金額にして40万ポンド(約4900万円)も63年生まれより貧しくなるという結果が出た。

 第二次大戦が終了した46年から60年代半ばまでの出産ブーム時代に誕生した「ベビー・ブーマー世代」は無料の教育費、緩やかに上昇する不動産市場などの恩恵を享受できた。これに対し、その後の「バスター世代」は目先の大学授業料値上げだけでなく、不動産バブル崩壊、将来の年金削減に直面するとPwCは分析する。

 今年4月の米世論調査会社ギャラップの調査でも、55%の米国民が「所得・住宅・教育面で子や孫の世代は自分たちの世代より貧しくなる」と答えていた。

 7〜8月に英BBCラジオ番組で「親より貧しい世代」を特集した米国出身の人気財務コンサルタント、アルビン・ホール氏は、「若者たちは親世代は幸運だっただけと考え、自分を取り巻く環境にひどく怒っている。革命が起きてもおかしくないと語る親世代も少なくなかった」と報告した。

 スペインでは若者世代の失業率が46%に達するなど、金融・経済危機の後遺症をひきずる先進国では、15〜24歳の失業率は25歳以上の3〜4倍にのぼる。

 高齢化で年金や医療費の予算が膨らみ、各先進国は財政赤字を埋めるため国債を大量発行。一方で財政健全化に教育費など将来世代への投資を削っている。

 英国では大学授業料が約3倍の年9千ポンドに値上げされ、昨年12月に若者の暴動が起きた。15日のデモで70人以上が負傷したイタリアでは大学予算削減やスキャンダルまみれのベルルスコーニ首相に対する若者の不満が渦巻いている。

 世代間の経済格差に気づかされた若者が自分たちの声を政治に反映させようにも人口構成上、有権者の中では少数派にとどまり、街頭を占拠して声を上げるしか道がない。

 インターネットを通じた「Occupy(オキュパイ=占拠せよの意)」という呼びかけに欧州やアジアの若者が一斉に反応したのは、構造的な矛盾へのいらだちを共有しているからに他ならない。

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